Amazonマーケットプレイスにおける価格改定は
外部の有料ツールに頼らないと自動で行えないと認識している方が多いのではないでしょうか?
私は値段据え置きのプレミア商材を中心に取り扱っているのであまり価格を変動させることはありません。
価格改定が必要な極一部の商品に関してはこれまで手動で行っていました。
と言っても価格改定も面倒なのでツールを探していた時期もあったのですが
価格改定だけをしてくれるツールというのはなく、使えない機能が他に5~10個ついて
月額3000円とか、買い切りで2万とか払うのは嫌だなと思い、これまで導入しておりませんでした。
私のように価格改定機能のみを使いたい、という方には朗報です。
2016/8/31からAmazon純正で価格改定機能を実装したツールが
Amazonセラー全員に配られています。
実際に使ってみましたが
価格改定に関してはもう有料ツールに頼る必要は無くなったと思います。
Amazon純正のツールで十分に間に合います。
今回の記事は
- 価格改定の効果的な使い方1例
- 他者ツールで真似できない、Amazon価格改定ツールの便利な点
- Amazon価格改定ツールの使い方と使用例
以上3点について説明させて頂きます。
それでは早速見ていきましょう。
①価格改定の効果的な使い方1例

初心者の方のために価格改定ツール効果的な使い方1例に関して説明します。
Amazonの価格改定に関しては出品数が多い人であれば
手動は非常に手間がかかるのでツールに任せたいor任せている人がほとんどかと思います。
価格改定ツールって出品数が多い人にしか必要ないのかな?
と、思われがちではありますが例えば鮮度があるプレミア商材を商品を
鮮度が高いうちに売り切りたい、というのであれば無料で使える価格改定ツールはオススメです。
この場合鮮度がある商材=話題性のある商材です。
このような商材は一時的にAmazonランキングも1位を取るような商材で
回転率も非常に高いですが目がつきやすいので競合も多くなります。
競合が多くなり話題性も日に日に落ちていった結果
売れ残ってしまって思ったより利益が取れなかった、ということに私自身何度も直面しました。
そこで私の場合はすぐにプレミアが付いているorすでにプレミアが商品を仕入れた場合、
売るタイミングは超即売りor塩漬けの2択にすることにしました。
プレミア商材によって異なるのですが大体のプレミア商材の相場推移の仕方は
上昇→停滞or下降→出品者数が少なくなるにつれて上昇
という流れが経験上ほとんどなので
最終段階を予想して大きく騰がりそうもない、という検討がついたら即売するのが無難だと結論付けました。
価格改定の使い方は人それぞれだと思うのですが
無料で使えるようになったのだからこれまで価格改定ツールを使うことがなかった方も
とりあえずご自身で実際に使ってみて効果的な使い方を見つかれば良いな、
と思って私の使い方を例に挙げさせて頂きました。
②他者ツールで真似できない、Amazon価格改定ツールの有用な点

Amazon価格改定ツールは無料で使うことができることはもちろん
Amazonがリリースしている公式のツールなので安心して使うことができます。
このツールを使って何かしらの不具合やトラブルがあった場合、
Amazonに直接言えば対応してくれる可能性がありますしね。
有料ツールを使ってのAmazonの販売における不具合やトラブルは自己責任と突っぱねられて
対応してくれないことがほとんどであるかと思います。
またAPIの仕様で外部ツールを使っての価格改定が今後できなくなる可能性もあるので
もう価格改定のためにお金を払って有料ツールを買う時代は終わった、と言えるでしょう。
それとAmazonセラーセントラルのインターフェイスそのまま使えるので
非常に見やすいことも良い点ですね。
③Amazon価格改定ツールの使い方と使用例
ここまでの説明を見て、もう使わない理由がないとわかったと思いますので
ここからは使い方の説明をしていきます。
まずはAmazonセラーセントラルにログインして
トップ画面上段“価格”タブから“価格の自動設定”をクリックしてください。

下記画面に移り変わったと思いますので
次に“価格ルールを新規作成”をクリックしてください。

価格ルールとは?と疑問に思う方もいらっしゃると思うので
このツールの使い方と合わせて説明していきます。
まず価格ルールとは自分が出品しているある商品ページにいるその他出品者の出品価格・商品の状態など
どのような状況に応じて値下げするのか、値上げするのかを決めることです。
例えばよくある使い方ですと自分はFBAでA商品を1,000円で出品し、
価格ルールをFBA最低価格に設定とします。

そのように設定すると例えば他の出品者がA商品を950円に値下げしたら
自分が出品しているA商品もツールが価格ルールに則って950円に勝手に値下げしてくれます。
このように価格改定が設定したルールに基づいて勝手に行われることにより
販売機会損失を最大限減らすことが可能になります。
またルールを決めた後に商品毎にどのルールに基づいて価格改定を行うのか選択するのですが
その際に下限価格と上限価格を決めます。
これは例えばB商品を相場の1000円でFBA出品し、
“FBA最低価格”で価格ルール設定しているとしましょう。
ある出品者が価格設定を間違えて
1000円で売れるB商品をFBA価格で200円にしてしまいました。
この場合、自分は価格ルールを”FBA最低価格”に設定しているので
理論上は吊られて自分の商品も200円に設定されてしまうことがわかると思います。
しかしながら下限・上限価格を設定することにより、
いくら下落・上昇しても今のところここまでしか価格を下げられない・上げられないの上限を決められます。
なのでB商品を例えば最低価格800円に設定した場合、
他の出品者が200円に設定したとしても自分の商品価格は変動することはなくなります。

上記画像で言うと
①は現在7140円ですが6000円まではFBA最低価格に合わせてくれますが
それ以下の金額に下がってしまうとそれ以上値下がりしません。
②は下限価格まで下がってしまってそれ以上下がらなくなってしまっています。
最低・最高価格を決めたらあとは“出品価格の上限”の横にある開始ボタンを押せば
自動的に価格改定が行われるようになります。
以上がAmazon価格改定ツールの使い方と使用例の説明になります。
その他機能や詳しい使い方については
下記にAmazonのヘルプページのリンクを貼っておきますので是非目を通してみてください。

まとめ
従来、Amazonマーケットプレイスの自動価格改定は外部の有料ツールに頼らなければなりませんでしたが
今回のツールのリリースにより、すべての人が無料で価格改定を行えるようになりました。
価格改定はこれまでお話ししたように
仕事効率や売上を上げていくには必要な要素であることはわかったかと思います。
この機会に是非実際に使ってみることをオススメします。
では!

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